デザイナー J・Kさん
OEM・ODMデザイナーとして
OEM・ODMメーカーとして生地のご提案や仕様相談をしながら新しいデザインの洋服を作っています。取引先アパレルブランドの量産をすることが多いので生産に携わる割合も大きいですが、今は自社ブランドの展示会も並行して行っており、ゼロから企画してデザインを手掛けています。「こんなものがつくりたい」とお客様から声をかけて頂くこともあれば、こちらから「この生地に合った服をつくりませんか」とご提案を行うこともあります。工場から月に1度新しい生地を送ってもらっているのですが、私の場合は良い生地をお客様に提案して企画からスタートすることが多いかもしれません。
自社ブランドを企画する面白さ
新しいデザインの洋服をゼロから作るのでサンプルが上がってくるのが楽しみです。生地、付属、全般的なシルエットをその都度チェックしながら生産した服が、喜んでもらえたときにはもっと頑張っていいものを作ろうという気持ちになります。今はODMとしてオーダーをいただくことが多いですが、今後は「カルペディエム」としてのブランドイメージをつくり、自社ブランドを拡大していけたら良いなと思っています。もともと前職がメーカー企業で、仕様書が決まっていることが多かったので企画力に関しては弱い方だったのですが、ここに入社して初めて展示会に携り、ゼロからつくることの面白さを知ることができたので、これからもっと企画力を上げていきたいです。
幅広いトレンドに触れられる
カジュアル・モード・甘い系などテイストによって提案する生地も変わってきます。どのブランドも人気が高くトレンド性が強いため、いち早く各テイストのトレンドキャッチが出来る魅力があります。また、10年以上一緒に仕事をしている工場と協力しながら進めていけるため、新しい加工や生地の情報を早めに知ることができるといったメリットも。コロナ前には海外出張しながら現地で生地を見たり、サンプルを検討したりと新しい情報を得られていたのですが、今はそれが難しいためこうした繋がりや信頼関係が大切だなと感じています。工場の方や代表とは韓国語で話すこともあるのですが、基本的には全員日本語が話せるので心配はいりません。ですが、韓国語が聞こえる環境に抵抗がない方であれば嬉しいです。